Thinking Skeever

Skyrim/The Witcher 3 Modについてのあれこれ。FoModの作り方、Mod導入時のトラブル事例などのニッチな話を書いていきます。a.k.a. BowmoreLover@nexusmods

Nexus Modsニュース和訳:Vortex 1.0のリリースについて (2019/7/30)

https://staticdelivery.nexusmods.com/images/News/14078_tile_1564480043.jpg

2019/7/30のNexus Modsニュース Vortex 1.0 Release(Vortex 1.0のリリースについて)の和訳です。
今後はVortex内から拡張機能を検索/インストールする機能や、MODパックの機能が提供される予定とのこと。
なお、Vortex 1.0の日本語化パッチはこちらにあります → Vortex日本語化パッチのダウンロード


Vortex 1.0のリリースについて
元記事:Vortex 1.0 Release
投稿者:BigBizkit (コミュニティマネージャー)
投稿日:2019/07/30(UTC)

目次

はじめに

2016年の終わり頃、老朽化したNexus Mods Managerに変わる新しいModマネージャーとなるVortexの開発に着手した。残念なことに、NMMに存在した(そして今も存在する)混乱を考慮すると、この方向転換が必要だと考えたのだ。
参考記事: キックオフ時の記事(和訳) VortexとNMMの比較(英文)

Vortexの作業を始めるにあたって、僕たちが十分に分かっていたことがある。6年間取り組んできたNexus Mod Managerはいまだ永続的ベータ版のままであり、それは安定性を維持しつつ全てのユーザーに確固たる利用体験を提供するというソフトウェアの能力に対する自信の欠如の反映であるということだ。過去の過ちを学ぶことから着手したVortexが、本日ベータ版を終えて正式版1.0のリリースに到達したことを発表できて嬉しく思う。

18ヶ月の非公開作業期間を経て、2018年の初めにVortexのアルファ版をリリースし、続いて2018年後半にベータ版をリリースした。そして本日、Vortexはベータ版を完全に卒業し、晴れて正式安定版1.0をリリースする。これにより、ユーザーは69種類のゲームのモッディングが可能になる。NMMのサポートするゲームが27種類、Vortexアルファ版が28種類だったことを考えると、かなり充実したと言えよう。

最初のアルファ版から1.0リリースまでの17ヶ月の間に、Vortexの開発者は58,000以上のフィードバックメッセージとバグ報告を受け取っている。これらの報告は3,200の独立した問題にまとめられ、うち3,000の問題が対策された。未解決のバグ報告は54件残っているが、それらがすべてバグとは限らないし、現象が再現できないものもある。期間中、僕たちはバグ修正、性能改善、UI/UX改善、新たなゲームのサポート、新機能追加あを含む67のリリースを作成した(ほぼ月4回のペースだ)。

公開アルファ版をリリースして以来、多くの人がVortexへのお試し乗り換えあるいは完全乗り換えをしてきた。そうしたみんなからのフィードバックやアイデアは、Vortexを改善し、よりユーザーフレンドリにするための貴重な助けとなった。期間中、Vortexの利用者数が継続的に成長するのを見るのは本当に感動的だった。

数字で見るVortex

過去2か月間の数字を見てみると、APIを利用する全ユニークユーザーの2/3(66.02%)がVortexを使ってゲームのモッディングをしている。これをBethesdaゲームに限定してみると62.61%、これもまた立派な数字だ。これらの数字は実際にAPIにアクセスするModマネージャーにだけ関係する(つまり2019/5以降にリリースされたMO2とNMM)。NMMやMOの旧バージョンや、Wrye Bashのような「オフラインの」Modマネージャーを含めたとしても、Bethesdaゲームで最も利用されているModマネージャーは今やVortexだと言っても過言ではない。非常に喜ばしいことだ!

1.0をリリースする意味とは

Vortexがベータ版を終えるということは、Voretxがほぼすべての人にとって安定していると僕たちが確信しているということだ。ほぼすべての人と言ったのは、単に全利用者のそれぞれの利用形態や一部のユーザーの「興味深い」設定をすべて把握できないからだ。

過去17ヶ月間における僕たちの関心の的はこのステージに到達することにあった。およそ8割の時間がバグ修正、速度の向上、新規ユーザーのための文書およびナレッジベースの改良、そして使いやすさの向上に費やされ、ソフトウェアへの新機能/特徴の追加に費やされた時間はわずか20%だった。

1.0から、僕たちは時間の使い方を転換する。見つけられるだけの多くのバグに対処してソフトウェアは安定しているので、今度は「面白いもの」に目を向けるて、新しくてエキサイティングな機能を追加できるという希望がある。当然、今後バグ修正をしないわけではないが、これからはバグ修正よりも機能追加に時間がかけられると確信している。

プレイの途中にVortexに乗り換えるべきか?

すでにみんなの多くがVortexを受け入れてくれたことに感謝するが、もう一度強調しておきたいのは、誰にも乗り換えを強制するつもりはないということだ。もし既に完全に動作するロードオーダーと安定したMOD入りゲームを持っているなら、今使っているMOD管理方式を維持してほしい。セーブデータに関する問題を防ぐためにもこれをお勧めする。

ただし、新しいMODセットアップやニューゲーム、あるいは新しいコンピューターでのゲームのセットアップを始めるのであれば、Vortexを試す絶好のチャンスかもしれない。

ここで、Vortexが他のModマネージャーとは異なることを明確にしておくのが重要だろう。つまりVortexでは、非常にきめ細かい操作が必要なロードオーダーを離れ、自動化されたロードオーダー管理に向けた設計がされている。Vortexでは再学習や、古いやり方からの脱皮が必要であろうことは認識している。それさえ受け入れてもらえるなら、アルファ版とベータ版で既に多くのユーザーの助けになっていることから、少ない手間でMODをインスト―ルする助けになってくれるものと確信している。

始めるにあたってのチュートリアルやドキュメントについてはナレッジベースを見てもらいたい。

ルリリース後のVortexの展望について

1.0は大きなマイルストーンだが、もちろんVortexの開発終了を意味するわけではない。チームは既にそう遠くない将来に追加されるさまざまな改良と新機能に取り組んでいる。

拡張機能の管理

Vortexの重要な側面のひとつに、GPL-3ライセンスに基づいてオープンソースとしてリリースしていることがある。これにより、Vortexの機能と適用範囲をさらに拡大するために、コミュニティが独自の拡張機能を作ることが可能になった。例を挙げると、Vortexでサポートされる69種類のゲームのうち、12種類はコミュニティのメンバーによって開発され提供されたものだ。協力してくれた方々に感謝する!

1.0以降に追加される機能のひとつとして、開発チームはVortexの中から拡張機能をブラウズして追加できるシステムに取り組んでいる。新進プログラマーがVortexの機能をより簡単に追加できるようにして、VortexのユーザーがVortex内からサードパーティー製の拡張機能をより簡単に見つけてインストールできるようにしようというアイデアだ。

MODパック

これは目玉機能だ! 今年の初めに発表したとおり、コミュニティで大いに求められている機能であるMODパックは、これから取り組む主要な機能となるだろう。

今のところその仕組みについて開示する準備ができていないが、言えるのはVortexと絡み合っていることだ。

MODパックについてみんなが感じるだろう様々な懸念については十分承知している。僕たちにはこのコミュニティにふさわしいやり方で実現する用意があるので安心してほしい。つまり、ユーザーにとって便利であるとともに、このサイトやコミュニティのまさに生命線であり貢献者であるMOD制作者に対しても公正なものとなるだろう。

ゲーム拡張機能の追加

当面の間、着実なペースでVortexのサポートするゲームを追加していくつもりだ。この取り組みについて僕たちを助けたいユーザーからのメッセージはいつでも大歓迎だ。

最後に

Vortexを自動更新して最新の状態に保つ大部分のユーザーにとって、1.0のリリースはそれほど大きなものではないかもしれない。だが、僕たちNexus Modsにとっては非常に重要なマイルストーンだ。

もしアルファ版やベータ版を試して自分には合わない、または気に入らないバグがあったのなら、是非もう一度試してほしい。その変化に驚くはずだから。

最後に、Vortexの開発と改善に貢献してくれたすべての人に感謝する。ソースコードレベルで貢献してくれたユーザー、限定アルファ版、公開アルファ版、ベータ版に参加してくれたユーザー、VortexフォーラムやDiscordの常連たち、そしてVortex開発チームに感謝したい。


リンク


日本語化パッチ/和訳(和訳の内容は少し古い&不完全)

以上


→ その他のNexus Modsニュース和訳はこちら

Copyright (C) 2015-2018 ThinkingSkeever, All Rights Reserved.
ブログの記事内に記載されているメーカー名、製品名称等は、日本及びその他の国における各企業の商標または登録商標です。
リンクはご自由に。記事の転載はご遠慮ください。記事を引用する場合はトラックバックするか元のURLを明記してください。