2018/10/9のNexus Modsニュース Official Vortex Beta Release(Vortex公式ベータ版リリースについて)の和訳です。
Vortex公式ベータ版リリースについて
元記事:Official Vortex Beta Release
投稿者:Dark0ne(サイトオーナー)
投稿日:2018/10/9 (UTC)
はじめに
2017年の初めより、NexusModsでは全く新しいMODマネージャーの開発に取り組んできた。その目的とは、古くなったNexus Mod Managerの後継となり、新人からベテランまであらゆる層向けにデザインされた強力なツールセット/機能との組み合わせが可能な、シンプルなMODマネージャーを作成することだった。
僕たちはこのプロジェクトをVortexと命名し、開発リーダーのTanninと新たに開発に加わったNagevと共に、Vortexを力強く、使いやすく、幅広いモッダーにとって使いやすいものにしようとしてきた。もしよければ 専用ページ (和訳はこちら) でVortexの主要機能を確認してほしい。
2年の開発期間と2018/1の公開アルファリリースを経て、Vortexは安定して「機能が揃った」状態にある。今後数年かけて多くの新機能を追加するつもりなのは言うまでもないが、現状のVortexは多くのMOD利用者にとってMODを管理するのに十分な状態にある。こうしてコミュニティにVortexベータ版を公開できることを誇りに思うとともに、アルファフェーズと同様にVortexがロードオーダーと導入MODの整理/調整に役立つことを願っている。
もし現時点で完全に機能するロードオーダーと安定したモッディング環境が揃っているなら、Vortexへの移行を待つよう強く推奨する。Vortexの主な狙いは、最小限の手間と最も安定した方法でなるべく簡単にMODの利用を可能にすることであって、既に安定したモッディング環境があるなら移行する意味はあまりない。とはいえ、MODの競合や問題に悩まされているユーザーやこれからゲームを始めるユーザー、それに新しいものを試したいユーザーにとって、Vortexは最高の選択肢になり得るだろう。
Vortexが今の君にフィットするかどうかはヘルプセンター (和訳はこちら)で確認することができる。
Vortexを試すつもりならここからダウンロードできる。また、サイト上でNexus Mod Managerを指していた箇所をVortexに置き換えておいた。
Vortexベータ版について
Vortexにはまだ潰すべきバグがあり得るためベータ版としてリリースするが、今のところ非常に安定しており、Nexus Modsの主要MOD管理ツールとしての能力と状態を兼ね備えている自信がある。
この先ずっとベータ版のままにするつもりはない。バージョン1.0フルリリース版とするためにどこまで進めるべきかという明確なロードマップがあるし、それまでにみんなからのフィードバックを聞いてくつもりだ。僕たちの最大かつ現実的な希望では、このベータ版はアルファ版ほど長く続くことはない。
このアナウンスの事前準備として、Vortexの様々な機能の役立つ説明ドキュメントの作成に念を入れた。コンテンツを常に最新に保ち、コミュニティの誰もが記事の追加や便利な使い方の紹介ができるよう、ドキュメントはWikiに置いてある。
モッダー用のツールを開発したりVortex用の素晴らしい拡張機能についてのアイデアがある場合は、こちらの開発用ドキュメントをチェックしてほしい。
Nexus Mods API (準備中)
Vortexベータ版のリリースは、Nexus Modsの将来に向けての重要なマイルストーンとなる。このアナウンスの背後で、このことを念頭に置いて開発中の別プロジェクトに「Nexus Mods API」がある。
僕たちのWebサイトやサービスと深いレベルでの統合を実現できるよう、近く新しいAPIを提供するつもりだ。つまり、サードパーティのアプリケーションやWebサイトは、今よりも堅牢で最新の方法でNexus Modsのデータにアクセスできるようになる。
現在、Nexus Mod ManagerやMod Organizerといったツールは以前のフックを使ってサイトを利用しているが、これからコードベースを最新のものにアップデートしていくので、最新のAPIを使うようこれらのアプリケーションを更新する必要がある。だが、すぐにサポートを止めるつもりはなく、アプリケーションの開発者たちと協力して、旧システムが完全に無効化されるまでに適当な移行期間を設けるつもりだ。移行期間が過ぎると、旧バージョンのアプリケーションでNexus Modsから直接ダウンロードできなくなるが、手動インストールはこれまで通り可能だ。
近くAPIに関する情報を公開する予定なので目を離さないように!