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Skyrim/The Witcher 3 Modについてのあれこれ。FoModの作り方、Mod導入時のトラブル事例などのニッチな話を書いていきます。a.k.a. BowmoreLover@nexusmods

Nexus Modsニュース和訳:Vortex 1.2の新機能について (2020/04/23)

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2020/04/23のNexus Modsニュース What's new in Vortex 1.2?(Vortex 1.2の新機能について)の和訳です。

なお、Vortex 1.2用の日本語化ファイルは4/24早朝にアップデート済みで、数日中にVortex拡張機能として公開されます。詳細についてはこちらを → Japanese Translation for Vortex (Vortex日本語翻訳)


Vortex 1.2の新機能について
元記事:What's new in Vortex 1.2?
投稿者:Pickysaurus (コミュニティマネージャー)
投稿日:2020/04/23(UTC)

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去年の11月にバージョン1.1のリリース報告(和訳)をして以来、TanninとNagevはユーザーから寄せられたフィードバックを元にVortexのバグ修正と新機能の追加に取り組んできた。
ちょうどバージョン1.2がリリースされたので、みんなに活用してもらえるよう、新しい機能を紹介しよう。

MOD利用者向けのアップデート

Mount & Blade II: Bannerlordのサポート

ついにBannerlordnがサポートされた! 幸運にも早期アクセスの少し前にBannerlordのベータ版が入手できたので(TaleWorldsに感謝!)、基本的なVortex拡張機能を作ることができた。Vortex 1.2では、インストールされたモジュールの並べ替え、ソート、トグルが可能なロードオーダータブを含む多くの改善がされている。さらにデフォルトで、公式ランチャー経由ではなくVortex経由でシングルプレイヤーモードが起動できるようになっている。

詳細はこちら→ Modding Bannerlord with Vortex

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Halo: The Master Chief Collectionのサポート

VortexでHalo: The Master Chief CollectionのMODがインストールできるようになった。リリース前にMODの作者に連絡して、Vortexに合わせてパッケージしてもらうよう依頼しておいたので、ゲームのルートフォルダーに合わせてパッケージされたすべてのMODと互換性がある。Map MODには、どのHaloタイトル用なのかを示すアイコンが表示され、この属性によってMODをグルーピングできる。また、Mapパッチを利用するユーザー向けに、ダッシュボードにAssemblyへのショートカットを追加した。ぜひ意見を聞かせてほしい。

詳細はこちら→ Modding Halo: The Master Chief Collection with Vortex

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Wolcen: Lord of Mayhemのサポート

Vortexの新たなゲームラインナップの最後は、Wolcenのサポートだ。Vortexを使ってMODのインストールと競合するXMLの優先順位の管理ができる。Vortexはそれらを順番にマージして、結合済みのファイルをゲームに配置する。

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The Witcher 3のエンハンス

ネットフリックスに「ウィッチャー」が登場して以来、ウィッチャー3をモッディングするユーザーが激増した。より良いユーザー体験ができるよう、コミュニティからVortexに関する素晴らしいフィードバックをいただき、その結果、ウィッチャー3のロードオーダー管理と、AnotherSymbioteによるWitcher 3 Script Mergerとの密な統合を追加した。これにより、最適なロードオーダーを簡単に作成して、競合に対処して、各MODによるスクリプト変更をマージできるようになった。

詳細はこちら→ Modding The Witcher 3 with Vortex

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Stardew Valleyのエンハンス

コミュニティから寄せられた有用な報告を元に、Stardew Valleyサポートをさらに改善した(ただし、もうしばらくは作業が必要)。一番報告された問題は、ゲームの実行中にMODによって作成された新規ファイルを、Vortexがどう扱うかについてだった。そこで、MODフォルダー内の新規ファイルを確認して適切なMODに関連付けるシステムを導入して、MODが無効化またはアンインストールされたときに適切に削除されるようにした。これにより、SMAPIログ内の無害だが面倒なエラーから解放される。

さらに、他のMODと同様に、Vortexから直接SMAPIのインストールとアップデートができるようになった。これにより、重要なファイルの更新を維持したり、安定版とベータ版の切り替えがこれまで以上に簡単に行えるようになった。

詳細はこちら→ Modding Stardew Valley with Vortex

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Monster Hunter Worldのエンハンス

拡張機能には、既に最近のVortexリリースでStracker's Loaderの検出とインストール、ReShadeプリセットのインストールと管理といった大幅な改善が追加されている。バージョン1.2では、プリセットの検出に関する追加と改善と、ダッシュボードへのHunterPieMHW TransmogSmartHunter Overlayのショートカットの追加が行われた。

詳細はこちら→ Modding Monster Hunter: World with Vortex

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ゲーム拡張機能の配信がより迅速に

これまで、ゲームサポートに関する重大バグの修正はVortexの公式リリースを待たねばならず、ユーザーにとっては不便だろうと感じていた。バージョン1.2以降は、更新されたゲーム拡張機能に重要な修正が含まれている場合、Vortexの起動時にアップデート版が入手可能になる。

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リサイズ可能なダッシュボード

ダッシュレットを右クリックして、幅と高さを好みに合わせて調整できるようになった。誤クリックを防ぐため、閉じるボタンもこのメニューに移動した。

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Vortexのサポートゲーム数が100を突破!

Vortexで公式にサポートしているゲームに加えて、コミュニティの素晴らしい開発者たちが次のようなゲーム拡張機能を作成してくれた。

利用可能な拡張機能を全部表示するには、Vortexの拡張機能タブの下にある "Find more (拡張機能の入手)" をクリックするか、Nexus Modsサイトの"User Extensions"カテゴリをチェックするとよい。
また、拡張機能の作者に感謝を示すため新しいダッシュレットが追加された。これは新たにアップロードされた拡張機能を紹介するとともに、インストール済みの拡張機能へのEndorseを促すためのものだ。
次はサポートゲーム数200に挑戦だ!



開発者向けのアップデート

簡単なゲーム検出

Vortexから著名なゲームストアのゲームを探しやすくした。新しいクラスGameStoreHelperを使えば、Steam、GOG、Epic、UPlay、Origin、Windowsストアからインストールされたゲームを簡単に検出できる。次の例では、SteamとWindowsストアのアプリIDをチェックして、ゲームのインストールパスを返却する。

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本関数をコミュニティで拡張して、ゲームの出所を追加することもできる。

ドキュメント(近日公開) サンプル
Vortex Mod Loaderのサポート向上

バージョン1.1では、Vortex Mod Loader (powered by Harmony)の初期バージョンをリリースした。それ以来、VortexのMOD配置やパージイベントの延長でMODパッチをゲームアセンブリに適用したり、ゲームアセンブリから削除できるように改良を加えてきた。これにより、MODのパージ時にゲームは完全に元の状態に戻る。Harmonyの拡張機能は、必要であればロードオーダーページを利用することもできる。また、Vortex In-Game Overlay (別名VIGO)の機能強化にも取り組んでおり、拡張機能の開発者にとってさらに強力なものとなる。

ドキュメント サンプル
MODのロードオーダーページ

一部のVortex拡張機能では、ファイルの競合とは関係なく、ロードオーダーシステムに基づいてユーザーがMODの優先順位を調整できるページを利用している。
開発者が毎回最初から実装することなく各ゲーム用の簡単な「ロードオーダー」ページが作成できるよう、コンテキストオブジェクトの一部となる便利な関数を用意した。いくつかのカスタマイズオプションも用意している。

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ドキュメント(近日公開) サンプル
その他の変更
  • 拡張機能のロード時にcontext.once()関数以外でAPIに登録すると、そのまま落ちるのではなくエラーを発生するようにした。
  • VortexのベースとなるElectronをv4からv8に変更した。これにはバグ修正、セキュリティの強化、パフォーマンスの改善が含まれている。

以上


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