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Skyrim/The Witcher 3 Modについてのあれこれ。FoModの作り方、Mod導入時のトラブル事例などのニッチな話を書いていきます。a.k.a. BowmoreLover@nexusmods

Nexus Modsニュース和訳:2018年の振り返りと2019年の展望 (2019/02/23)

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2019/02/23のNexus Modsニュース 2018 in review and 2019 in the view(2018年の振り返りと2019年の展望)の和訳です。


2018年の振り返りと2019年の展望
元記事:2018 in review and 2019 in the view
投稿者:Dark0ne (サイトオーナー)
投稿日:2019/02/23(UTC)

目次

はじめに

遅くなったね。悪い悪い。もう2月の半ばだというのに、毎年恒例のやや首尾一貫した去年の振り返りと今年やりたいことについてのキーボード叩きセッションがまだ終わっていなかった。本当のことを言うと、誰かが本気で僕の陳腐なさえずりを聞きたがっているのか確信が持てなくて、こうすべきか分からなかったんだ。だから僕にとって(そして君にとって)時間を割く価値があったのかどうか教えてほしい。

数字で見る2018年

手短に言えば、Nexus Modsはますます成長し続けている。僕たちにとって刺激的なのは、Nexus Modsの人気の高まりは、ここでホストしているベゼスダ製ゲーム用MODだけのおかげではないことだ。去年はベゼスダ製以外のゲーム用MODにおいても爆発的に人気が高まった。

比較項目 2017年 2018年 増減
月平均のユニークユーザー数 4,582,755人 4,996,242人 +9%
平均ページビュー数 138,500,000 132,500,000 -4%
ユーザーの平均滞在時間 11分41秒 11分46秒 +5秒
新規登録ユーザー数 1,612,142人 2,313,857人 +43%
新ゲーム追加数 73種類 136種類 +86%
追加MOD数 27,891 33,304 +19%
追加MOD数(ベゼスダ製ゲーム用) 21,647 22,480 +4%
追加MOD数(非ベゼスダ製ゲーム用) 6,244 10,824 +73%
追加MODの割合(ベゼスダ用:非ベゼスダ用) 78%:22% 68%:32% -10%+10%
ユニークダウンロード数 207,582,827 226,582,588 +9%
帯域幅 2.6ペタバイト 3.5ペタバイト +35%

Nexus Modsにおける2018年の月平均のユニークユーザー数は4,996,242人で、2017年の4,582,755人と比較して9%増加した。これとは対照的に、平均ページビュー数は2017年の138,500,000と比べて4%減少の132,500,000となった。これは変に思えるかもしれないが、2017年12月にAjax等のWeb技術を多用した新サイトデザインを公開したことで、登録済みページビュー数は減少するはずだ(ページ全体のリロードはカウントされない)。ユーザーの平均滞在時間は2017年と比べて5秒増加の11分46秒だったから、新しいサイトデザインがユーザーの操作に悪影響を与えたとは考えられない。

2018年の新規登録ユーザー数を見ると、2017年の新規登録ユーザー数1,612,142人から43%増加の2,313,857人で、Nexus Modsの総ユーザー数は1650万人を突破した。この数字はダウンロードシステムの変更によってダウンロードにアカウントが必要になったことによるものなのは間違いない(それまではログインしなくても2MB以下のファイルがダウンロードできた)。この変更は2018年5月のMOD作者のドネーションポイントシステム公開に合わせて行われた。

2018年にはNexus Modsに新しいゲームが136種類追加され、2017年の73種類と比べて86%の増加となった。

2018年にはNexus Modsに新しいMODが33,304ファイル追加され、2017年の27,891ファイルと比べて19%の増加となった。そのうち、22,480ファイルはベゼスダ製ゲーム用、残りの10,824ファイルは非ベゼスダ製ゲーム用のものだ。これは2017年と比較して、ベゼスダ製ゲーム用の新MODが21,647ファイルから4%増加して、非ベゼスダ製ゲーム用の新MODが6,244ファイルから73%増加したことを示している。正直、これは僕たちにとって素晴らしいニュースだ。非ベゼスダ製ゲーム用のMODの品ぞろえが驚くべき速度で増加している中、古いゲームであるにもかかわらず、ベゼスダ製ゲーム用のMODも人気が高まり続けている。

この結果、Nexus Modsにおける新しいMODの割合は、ベゼスダ製ゲーム用が68%、非ベゼスダ製ゲーム用が32%となった。2017年にはそれぞれ78%と22%だった。ベゼスダ製ゲームのモッディングが衰えることなく繁栄しつづけていて、できる限り多くのゲームをサポートしようと攻め続けていることを考えると、僕たちにとって非常に喜ばしいことだ。どちらの世界にとっても最高だというのが僕の考えだ。

最後に、Nexus Modsにおける2018年のユニークダウンロード数は226,582,588で、2017年の207,582,827と比べて9%の増加となった。同様に、現在毎月平均3.5ペタバイト(3,500テラバイト)の帯域幅を提供しているが、これも2017年の2.6ペタバイトよりも増加した。

多くの「増加」がある。僕が2018年の成果に大満足なのは言うまでもない。毎年ベゼスダゲームのモッディングシーンについて「そろそろ下火になって、飽きた人々が別の新しいゲームに移っていくんじゃないか」と思うが、まだそうはならない。本当に素晴らしいことだ。これは全ユーザーとベゼスダ自身の契り(証し)としての役割を果たしている。別の面を見ると、ベゼスダ以外のゲーム向けの独立したMODホスティングプラットフォームとしては、今のところNexus Modsが最大手だ。2018年の生の数字を見ると、他の大規模MODホスティングサイトをも凌ぐことが分かった。「ベゼスダ用MOD専用」というレッテルから脱却できるのは素晴らしいことだ。

2018年の総括

2018年は前年とくらべて大きなアップデートが少なかったから、僕たちが忙しくしていなかったと思うかもしれないが、実際のところ、これまで僕たちが超多忙だったことなどない。

サイトの調整と修正

2018年の始まりは、新しいサイトデザインの立ち上げ直後だった。取捨選択するのに十分な建設的な批判(それほど建設的でないものも)がたくさんあった。ユーザーから寄せられた批判に応えて見やすさを向上させるため、かなりの時間を費やしてボーダー、パディング、マージン、幅、フォント、サイズといった様々な要素を洗練させた。

Vortexアルファ版のリリース

2018年2月にはVortexのアルファ版をリリース和訳)して、ソフトウェアのテスト/バグ報告/フィードバック提供による品質向上の支援を求めた。アルファ版は何千人ものユーザーにダウンロードされ、僕たちは望みのものを手に入れた。そう、たくさんのフィードバックだ!

オフィスの移転

2017年には最初のオフィスを開設した。4人がぎりぎり働ける小さな事務スペースだった。それまではNexus Modsスタッフ全員がヨーロッパやアメリカなどの様々な国で遠隔勤務していた。オフィスの設立は、同じ場所で一緒に働くことによってワークフロー、作業効率、全体的な作業品質を改善できるかどうかを確認するための実験だった。

その問いへの答えははっきりした。「イエス」だ。

実際のところ、遠隔勤務は盛んに行われていて、ギャップを埋めるための遠隔管理ツールもたくさんあるが、同僚と同じ環境で向かい合って働く以上のことはないと保証しよう。

この実験の成功の結果、よりふさわしい規模のオフィスに移転して、引っ越すことのできないスタッフと別れを告げるという長い仕事に取り掛かった。この作業は2019年の今でも続いている。

ドネーションポイント!

5月には僕たちが6か月間取り組んできた新しいプロジェクトを発表した和訳)。ドネーションポイント和訳)とは、Nexus ModsにいるMOD制作者たちに恩返しと支援を提供する仕組みだ。一言で言えば、MOD制作者は自分が選択したファイルのユニークダウンロード数に応じて毎月の報酬を受け取れるようになった。

これまでMOD制作者に$81,000以上に相当するDP(ドネーションポイント)を配布してきた。この新システムに対する反応は肯定的なものが圧倒的で、たとえ数セント分のDPを受け取れるだけでも嬉しいというMOD制作者の話を聞いてこちらも喜んでいる。もちろん、中には毎月かなりのDPを受け取っているMOD制作者も多くいる。MOD制作者が喜んでくれるとこちらも嬉しいし、これまでモッディングコミュニティで働いてきた18年間の中で、2018年は一番ドラマ(修羅場)の少ない年だったように思う。だからとても幸せだよ!

新しいコミュニティマネージャー

6月にはエクセターのオフィスで一緒に働く仲間としてコミュニティマネージャーのBigBizkitとPickysaurusを迎えた和訳)。残念なことに、それまでコミュニティチームの一員だったTerrorfoxとSirSalamiは就業ビザの関係でオフィスに引っ越すことができず、2018年の終わりまでに円満にお別れすることになった。彼らは置き土産として新人たちを訓練して、チームに欠かせない一員にまで育て上げてくれた。二人に感謝と成功の祈りを捧げたい。

2要素認証システムの導入

ドネーションポイントの追加やWeb全体に蔓延するデータベース漏洩事件(僕たちも2013年に経験した)、そして他人のユーザーアカウントにアクセスする方法を探し続ける悪人がいて、どのサイトが狙われるか分からないという背景を考慮して、7月には利用者向けに基本的な2要素認証システムを公開した和訳)。まだ使っていないなら是非使うべきだ(設定はこちらから)。

ダウンロード速度制限の緩和

インターネット上でのアドブロッカー(広告ブロックアプリ)の普及を受けて、アドブロッカーを使っていないユーザーや、これまでサポーター/プレミアムメンバーシップを購入してサイトに寄与してくれたユーザーに報いるために、サイトの速度上限を1MB/秒から2MB/秒に緩和した和訳)。

Vortexがベータ版に

Vortexは2月のアルファ版リリースに続き、10月には重要なマイルストーンである公式ベータ版に突入した和訳)。アルファ版では26回のアップデートを実施してバグ修正と機能改善を行い、ユーザーからのフィードバックや批判に対応した。ベータ版でも同様の手順を実施するが、より完成に近い状態にある。ベータ版では定期的に改善とバグ修正が実施される。

その他いろいろ

他にも表に出ないものがたくさんある。

技術オタクのために言っておくと、僕たちはインフラと基礎的なコードベースを最新のものにするためにアップグレードとアップデートに取り組んでいる。標準的な"LAMP"スタックから大きく移行して、KubernetesDockerElasticsearchといった最近の流行を含む、最新の代替手段を大いに活用している。様々な言語や要件に応じた異なるデーターソリューションを使って、旧システムをコンテナ化された最新のものに緩やかに置き換えているところだ。MySQLは遠ざけられ、PHPは笑いものにされてしまった。僕は途方に暮れている! これまでLAMP一筋だったから、こういったものには疎いんだ。正直に言うと開発者ミーティングからの受け売りだよ。


2019年に待ち受けるもの

まだいるかい? 読んでいるかい? 少しは理解できたかな? よろしい! では引き続き、2019年で既に起こった出来事と、これからの達成目標を見ていこう。

Nexus Mods API

つい先週、Nexus Modsの公開APIをリリースした和訳)。これは基本的に本サイトのデータをアプリやWebサイトの開発者に開放して、ソフトウェアから利用できるようにするものだ。たとえばMODマネージャーとNexus Modsサイトを統合したり、サイト上のデータを自分のソフトウェアに取り込みたい場合にこのAPIが役に立つ。このAPIは継続的にアップデートされ、必要に応じて新たなエンドポイント(項目)が追加される。これはVortexでの必要性を優先して決定されるが、Discordチャンネルにはコミュニティの様々なソフトウェア開発者による友好的なグループがあるので、そちらからも要望が出てくるだろう。

フロントエンドチーム

現在、フロントエンドチーム採用の最終段階にある。今回採用するのはデザイナーと専任のフロントエンド開発者の2名だ。2018年における試みはあまりうまくいかなかった。単純にバックエンド担当の開発者がフロントエンド作業のための時間を取れなかったからだ(現実的には意志も)。うまくいけば新チームによって問題の再発を防ぎ、2019年にはサイト上に目に見える変化を生み出せるかもしれない。

Vortex 1.0のリリース

去年の10月にVortexのベータ版をリリースして以来、バグ修正、性能、ロード時間の改善、利用難易度を下げるためのUI/UX調整を含むソフトウェアアップデートをいくつかリリースしてきた。ベータ版の目的は大きな新機能の追加ではなく、既存の機能を改善しつつ、大きな(できれば小さなものも)既知のバグをすべて修正することだ。

とはいえ、オープンソースというVortexの性質をうまく利用して、第三者の開発者の支援を受けながら新しいゲームをサポートしていくつもりだ。Vortexの改善や追加を支援してくれる人たちに感謝している。もう少しすれば詳しい話ができる。

今月、Vortexのユニークダウンロード数が100万回を突破した。見事な節目だ。

Vortex 1.0のリリースに向けた作業に取り組む間、コミュニティチームはドキュメントの改善に取り組んでいる。「ゲームのモッディング方法と人気のMOD 10本のインストール方法」といった初心者向けガイドを含む完全版となる予定だ。さらに、ソフトウェアにビルトインされるナレッジベースとWikiもユーザー向けに改善する必要がある。

1.0のリリース日はまだ決めていないが、ニュースリリースにも書いたようにアルファフェーズよりも長引かせたくはないと考えている。

MODパック

「おやまあ! この小さな金塊を見てみろよ。毎年恒例の振り返りまで一体どこに隠れていたんだか」

MODパックとは至極単純なもので、ユーザーのMODプロファイルとそこに含まれる(あるいは参照される)MODすべてを「MODパック」に変換するものだ。MODパックをダウンロードした他のユーザーは、元のプロファイルとMODをそっくりそのままインストールすることができる。使用中のMOD設定を新たに入手したPCに転送したり、ユーチューバーがレビューと共にMOD設定を共有したり、自分の素敵なMOD設定を友人にシェアしたりといった用途がある。

これは過去にMOD制作者からダウンロード数を奪う、悪いMODパックが原因でMOD制作者のサポートの手間を増やすといった様々な理由で論争を引き起こしてきた。というのも、第三者がMODパックに含める許可を取らず著作権を完全に無視して、「MODを違法コピー」したサイトを作ろうとしたからだ。僕たちが何を考え出すにせよ、以上のどれもが現実的な問題ではないことを保証する。

正直に言うと、手順の近代化、チームの増員、サイトの再設計、ドネーションポイントシステムの導入、NMMを捨ててVortexに取り組むことでコミュニティに求められる機能をこれまで以上に取り入れるといった、ここ数年僕たちがやってきた仕事の大部分には、そのためのほとんどが含まれている。

既にNexus Modsでは最初の正式会議を行い、ホワイトボードとマーカーペンを使ってシステム要件について高度に掘り下げた。完成するまでにはもっと多くのことが分かってくるはずだ。

準備ができたら、まずはMOD制作者とソフトウェア開発者に話をするつもりだ。言えることは、システム/フレームワークNexus Mods APIにリンクされたオープンソースとなり、Vortex独占のシステムとはならない。Mod Organizerといった他のMODマネージャーでシステムの一部あるいは全部を使いたければ、それは可能になる。

質問があるだろうが、現段階で答えるつもりはない。とにかく「Nexus Modsは2019年にMODパックに取り組む」という旗を掲げるから、それについて来てくれ。

ダウンロードのキューイング(予約)

スマートフォンタブレットによるサイトの利用は増え続けていて、多くのユーザーがメインのゲーミングPCから離れている間(仕事や学校の休憩時間)にサイトを閲覧していると認めているので、後でダウンロードできるように予約できるシステムを実装予定だ。ファイルにダウンロードマークを付けておき、帰宅したらMODマネージャーから最後の起動以降に予約されたファイルをダウンロードできるようにと考えている。

ドネーションポイント

これまでのところ、ドネーションポイントシステムは大きな成功を収めている。先ほども言ったように、$81,000ドル相当のDPが配布済みで、その成果に非常に満足している。

より多くゲームのために提供できるMODを増やし続けたいので、SkyrimFalloutといった人気ゲーム以外のMODについても、MOD制作者にインセンティブを与えて報い続けたいと思っている。

以上を念頭に置いて、Nexus Modsではベゼスダ以外のゲーム用に特別に用意された2次的な資金プールを創設する予定だ。既にあるメインの資金プールから持ち出すつもりはなく、非ベゼスダ製ゲームのMOD制作者に配布するドネーションポイントの補助に利用されることになる。

新しいフロントエンドチームが軌道に乗ってきたら、ドネーションポイントシステムのレポートも改善する。毎月の支払額をゲーム毎に分類表示したり、ユーザー個人が特定されないような関連情報を表示できるようにするつもりだ。

ユーザーデーターベース、ユーザー登録と電子商取引システムの作り直し

控えめに言っても、僕たちのシステムは古びている。今年取り組む最大の仕事に、現在のユーザーデーターベースを撤去していちから完全に作り直す仕事がある。サーバー性能の大幅な向上とサーバー用件の削減、そしてセキュリティの微向上が目的だ。これはまた、フォーラムとプレミアムメンバーシップ購入システムに紐づいた酷いユーザー登録手順の見直しが可能になる。

これによって、2020年までにさらに「楽しい」機能を追加する道が開けるだろう。たとえばユーザー体験をゲーミファイ(ゲーム化)することで、そういったことを好んで反応するユーザーにとっては、サイト上のアクティビティがより手軽に認識できるようになるはずだ。

開発者向けの報奨金システム

2011年のNMMリリース以来、僕たちは作り上げたソフトウェアをオープンソース化することで、コミュニティが見て、編集して、調整して、コピーして、各自のソフトウェアで利用できるように努力してきた。Vortexでもこの「伝統」を引き継ぎ、あえてVotexを簡単に拡張できるようにすることで、この考え方を改善してきた。基本的に、VortexのモッディングはNMMよりもはるかに多くのことができる。この哲学に僕たちの公開APIを組み合わせればさらに多くのことも。

オープンソースの哲学は、モッディングコミュニティにおけるすべてのMODマネージャーが従うべき極めて重要な側面だと考えている。これまで他のMODマネージャーにNexus Modsでホストしたければオープンソースにするように要求したこともあるほどだ。

Vortexをオープンソースで公開することのボーナスのひとつに、他の開発者たちが自分のコードをプロジェクトに提供できたことがある。Vortexがサポートするゲームの中には、コミュニティのメンバーが機能をコーディングして提供してくれたおかげで追加できたものもある。先週、僕はこれらの開発者に連絡を取り、彼らの手間へのお礼として少額ではあるがちっぽけというほどでもない程度の金銭報酬を提供することにした。

この意図は、Vortexの機能の開発、バグ修正や拡張/改善の提供を望む第三者の開発者とより密接に作業するということだ。この目的のために、Vortexに追加したいが今すぐ追加する時間のない機能を記載した「報奨金」システムを作りたいと思っている。この機能を作ってくれる開発者と一緒に働けることを嬉しく思うし、報酬も払うつもりだ。

開発者の採用コストは年々増加していて、オフィススペース、保険、税金、その他採用に関連する無数のコストを考慮すると、Vortexを改善してくれる人々のために1年あたり£10,000~£20,000の報酬を用意することは、フルタイムの開発者を雇うよりも資金が節約できるうえ、他の人たちにもVortexの開発への参加を奨励できるので素晴らしいやり方だと思う。

このシステムに興味がある、あるいはとにかくVortexの開発を手伝いたい人がいれば、ぜひ連絡してほしい。

より多くのゲームのサポート

これまでVortexはNexus Mods上の46種類のゲームのモッディングをサポートした。参考までに言っておくと、Nexus Mod Managerでは24種類のゲームしかサポートしていなかった。先ほども言った報奨金システムによって、サイト上とVortexの両方でより多くのゲームがサポートできることを常に望んでいる。僕たち自身も追加のゲームサポートに取り組むが、才能ある開発者と協力してVortexにより多くのモッディングサポートを導入できることを熱望している。

最後に

ここまで読んでくれた君へ。よくやった!

ここでは長文はやめて簡単にいこう。Nexus Modsは成長し続けているだけでなく、これまで以上に急激な成長を遂げている。2018年にはかなり多くの成果があったし、2019年以降の計画は盛りだくさんだ。中にはすごく楽しみなものもあるんだ!

この成功は君たちのおかげでもある。みんなに感謝を。みんなにとって2019年が僕たち以上に素晴らしい年となりますように。

以上


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