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Skyrim/The Witcher 3 Modについてのあれこれ。FoModの作り方、Mod導入時のトラブル事例などのニッチな話を書いていきます。a.k.a. BowmoreLover@nexusmods

【Rigmor作者の近況】エピローグの開発状況について(ネタバレ有) (2019/5/10)

Skyrim用MOD、Rigmor of Cyrodiilの作者Rigmor(Jim)氏のFacebook投稿の翻訳です(転載/翻訳許可済み)。
今回はRoCのエピローグの開発状況についての話題です。

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エピローグの開発状況について(ネタバレ有)

元記事:The Epilogue Progress: [SPOILERS] (Facebook)
元記事の投稿日:2019年5月10日(金曜日)


リーグモルファンの皆さん、こんにちは。
6月末頃に予定されているエピローグを待ちかねていると思うが(開発期間は少し伸びるかもしれない)、開発においていくつか進展があったので、未プレイの方を考慮してネタバレしすぎない範囲で進捗状況を披露したい。それと、才能あるMOD制作者Rikushaiに大いなる感謝を捧げたい。RikushaiはRoCのコーディングを手伝ってくれた人物だ。以前別件で彼からメッセージを受け取ったとき、自分の苦労について話したところ、彼は「何か手伝えるか?」と言ってくれたのだ。

エピローグが特別なものになることはみんな分かっているはずだから、あえて深く掘り下げるつもりはない。これはRoCに欠けていた結婚式を補うためのものだったが、今ではもっと重要なものに成長した。以前は戴冠式を完全にやめることも考えたが、それは単にアセットがなかったためで、妊娠の体型モデルや赤ちゃんについても同様だった。だが喜ばしいことに、それらをすべて実装できた。

それでは画像と動画で進行状況を見て行こう。


戴冠式

リーグモルの戴冠式の衣装
リーグモルの戴冠式の衣装

戴冠式が用意される。これはDLCアドオンでリーグモルが「お披露目」をする前のシーンのものだ。ここでは政治的な駆け引きがあり、才気あふれるMOD制作者triptherift(ソレラ、ボビー、モラグ、ブラックウェルを作った人物)による新キャラクターもあり、RoTのお膳立てが成される。どういう展開になるかと言うと、リーグモルは上級女王となり、プレイヤーは皇帝/女皇となる。さらには結婚、あるいは特別な「友人関係/パートナーシップ」を選ぶこともでき、どちらを選んでも式典が開かれる。オプションとはいえ誰にも見逃してほしくはない。どちらを選んでも大聖堂の美しいシーンが体験できるはずだ。以下は少し編集した画像だ。

リーグモル・モルガン=ミード
リーグモル・モルガン=ミード


リーグモルの懐妊

エストのある時点で9ヶ月経過することになる。これは物事を単純化して、とにかく完成させることに集中したかったためで、後で再検討するかもしれない。ご存知のように、この物語はサーガ全体でみると開発中で流動的なものであり、RoBをアップデートして新たな導入部を用意しつつ、ナラティブな対話を追加しようとしている。
再びRikushaiが支援してくれたのおかげで、開発期間が大いに短縮できた。妊娠時の衣装だけではなく、妊娠したリーグモルの体型モデルも完成させてくれたのだ(ここではお見せできないが)。彼女の姿はとにかく素晴らしく美しいので信じてほしい。この画像はリーグモルが妊娠36週間目のときのものだ。

妊娠36週間目
妊娠36週間目


コルセットなし
コルセットなし


コルセットを外したものをPhotoshopで少し修正
コルセットを外したものをPhotoshopで少し修正


キンタイラ

赤ちゃんができる。大きな赤ちゃんだ。それに以下の動画を見てほしい。赤ちゃんを持ち運んで寝かせることができる。だが本当にすごいのは、赤ちゃんがどうやってできたかであり、それを物語の中に盛り込むつもりだ。完ぺきとは言えないが、手持ちのツールを使ってうまく作れたと思う。

TESの伝承では、子どもは母親の人種的特徴を受け継ぐと思っている。だがプレイヤーが他の種族でプレイするのであれば、後でパッチを作ればいい。もともとは赤ちゃんではなく「子供」として登場させるつもりだったが、RoTの舞台はRoCの6年後となる予定なので、この時点でキンタイラが子供として走り回っていては困る。たとえ赤ちゃんを産むことについて多くの論争が予想されたとしても、神々の介入があるとしても、僕はこのアイデアを提示することにした。みんなも気に入るだろう。

キンタイラ
キンタイラ

短い「結婚」DLCだったものがより重要なものに変化したものの、確実にリリースすることはこれまでのクエスト作品で証明済みだと思うので、もう少し辛抱してほしい。うまくいけばRoCのエピローグを6月か7月頃にリリースして、RoTへの下準備に取り掛かれるだろう。他にもまだまだあるが、プレイしたときの驚きを台無しにしたくないので、ここでは秘密にしておこう。

www.youtube.com


その他の情報

最初、エピローグは.ESP形式のアドオンとして公開されるので、MOD全体をダウンロードしなおす必要はない。MODページのOptional filesセクションからダウンロードできるようになる。利用可能になったらアナウンスするつもりだ。

エピローグDLCをリリースしたらRoBのオーバーホールを行うから、もう少し待ってもらいたい。Facebookの「ノート」とNexusにも書いたとおり、いくつかの変更が行われる。修正は広範囲にわたり、まったく新しい導入部を作り、まだ素人だったころの(間違った)編集を修正するつもりだ。それからRoB/RoCのXbox1版をリリースして、RoTに取り掛かる。


陽気な終わりの言葉

FacebookNexusで世界中の人々からたくさんの個人的なメッセージを受け取っていて、そこにはリーグモルによって人生がどのように変わったかが綴られている。月並みな表現で申し訳ないが、本当に謙虚に受け止めていると心から申し上げる。ここまで一緒に付き合ってくれたみんなに本当に感謝する。僕にとってリーグモルは娘のような存在だし、私の書くシナリオにそれが現れていると思う。宿屋にアパート、街に世界全体と、彼女の要求はかなり厳しいものになりがちだし、彼女のことを考えない日などない。

赤ちゃんと娘の話が出たところで、あるメッセージのことを紹介しよう。今日、リーグモルファンのジョンから、可愛いリーグモル・アンの写真と共に素敵なメッセージを受け取った。僕は本当に恐れ入ってしまい、これをみんなに共有したかった。共有の許可を与えてくれたジョンとその奥さんに感謝する。おめでとうと言う以外にうまい言葉が見つからない。とにかく美しい彼女の夢が叶うことを祈るばかりだ。

リーグモル・アン
リーグモル・アン


最後に

僕はなるべく整然と投稿しようとしているし、何も押し付けたくはないが、僕の敬愛する二人のリーグモル関連アーティストを紹介させてほしい。

まずはLou Zan。これまでも時折紹介しているが、Brodie Marshallによるフルボイスのドラゴンボーンの登場するRoCマシニマ動画を公開している人物だ。
www.youtube.com


それとMark C Dodd。主人公Wulfによるスカイリムの冒険物語を綴ったWulf blogの作者だ。この物語は今も進行中で、もうすぐリーグモルと再会するところだ。これまで知らなかったTESの伝承やスカイリムが発見できるだろう。
wulf-blog.com



ありがとう。それではまた。

ジム

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どうやったら支援できるか尋ねられることがあるので、アーティストとしての僕を支援してくださる方のために、以下に支援先へのリンクを用意した。
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