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Thinking Skeever

Skyrim/The Witcher 3 Modについてのあれこれ。FoModの作り方、Mod導入時のトラブル事例などのニッチな話を書いていきます。a.k.a. BowmoreLover@nexusmods

Nexus Modsニュース和訳:ブログ記事:オフィスの開設と採用について (2017/3/23)

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2017/3/23のNexus Modsニュース Blog Piece: We're getting an office, and we're hiring(ブログ記事:オフィスの開設と採用について)の和訳です。
イングランド南西のエクセターNexus Modsのオフィスを構えるという話。

ブログ記事:オフィスの開設と採用について

元記事:Blog Piece: We're getting an office, and we're hiring
投稿者:Dark0ne(サイトオーナー)
投稿日:2017/3/23 6:17:57

やあ! しばらくぶりだが、しばらく僕のブログ記事に付き合ってもらおう。

僕らは今まさに新しいWebプログラマー2名の採用についてのニュース記事を投稿しようとしている。これまでの採用とは異なり、この仕事はイングランド南西のエセクター勤務という但し書きがついている。なぜか? オフィスを構えようとしているからだ。僕たちにとって初めてのオフィスだ。

僕にこういったことをニュースで打ち明けるのはとてもほろ苦い。これまで15年間、(別の名前のときから)Nexus Modsは寝室、寮の部屋、学校のコンピューター室、自宅の仕事部屋から運営されてきた。これまでは複雑で注目を集めるWebサイト、コミュニティ、そしてビジネスを自宅から創出して運営できるという成功例だった。運用経費を節約して他(スタッフやハードウェアなど)に回すことができるという実益もある。遂にはサイトの規模にもかかわらず、まだ狭い「ガレージ」で運営している小さな集団だというイメージを、僕の中に維持するまでとなった。

このイメージは思考、特に僕の思考に影響を与えうるので失いたくない。ビジネスの一部を型どおりのオフィスに移すことによって、頭の中にある幻想や強烈な記憶、たとえば10代半ばに趣味としてサイト運営を始め、モロウウィンドのリリース前後に興奮してコミュニティに感謝したことが薄れてしまうの恐れている。こういった強烈な記憶は、より大きく優れたコミュニティを提供したいというNexus Mods起業当時の精神を維持する原動力だった。

僕のビデオゲームのモッディングコミュニティに対する情熱は、ベゼスダのゲームの成功と2001年以降の全リリースで快く提供されたモッディングサポートも相まって、Nexus Modsの安定した(時には爆発的な)成長に追いつきにくくなり始めた。同様に、ベゼスダゲームだけでなく全てのゲームのためのモッディングコミュニティをという僕のビジョンは、たった一握りのゲームから400を超えるゲームのサポートを実現してくれた。ベゼスダのゲームはいまだNexus Modsを訪れる理由の大部分を占めているが、去年はベゼスダゲームのダウンロードが50%増加した一方、ベゼスダ以外のゲームだけで80%の増加を見せてくれた。このように、ベゼスダゲームだけではなく、Nexus Mods上の全ゲームにおけるモッディング需要が高まっている。

突き詰めれば、成功とは絶え間ない努力と重圧によってもたらされる。なんなら陳腐に「成功への犠牲者」といってもいい。言うまでもなく、一人の男(女)には出来ないというのは控えめな表現だ。

Nexus Mods初の従業員を雇ったのはスカイリムがリリースされる前の2011年のことだ。アクセルは今でもエクセターにある僕の自宅から500マイル(805km)ほど離れたスコットランドの自宅で仕事をしている。その後、Nexus Modsチームに8人のメンバーを追加し、イングランド南西、イングランド南東、イタリア、ドイツ、アメリカ南部/北部の人たちがさまざまな役割を果たしている。異なる… 地理に関するさまざまな意見を出し合いながら、僕たちは各所に大きく広がりつつあると言ってよいだろう! 従業員の繋がりに関連する法的立場や職場における「差別」はないにしても、漫画等によって植え付けられた各国への既成概念のおかげで、長年お互いを怒らせるのは避けがたかった。僕は嘘をつかない。普通はイタリア人のせいだ。

Nexus Modsが2~5名と比較的少人数である間は問題なかった。たとえ遠く離れた場所でも2~5人を管理するのはたやすい。それぞれの関係者が良く自己管理できていれば、小さなオフィスを構えるよりもっと快適だろう。より自由に、より柔軟になる。みんなはオフィス環境のストレスなしに自宅で快適に仕事をこなすことができる。
サイトプログラミング、NMM、ハードウェア、サポート、コミュニティなど、2~5人の体制で各自がサイト内のそれぞれの分野に取り組んでいる。チームは一緒にまとまって働いていない。突き詰めれば、みんな一緒にプロジェクトに取り組むのではなく、他の部門と会話して連携と合意を確認しながら各自のプロジェクトに取り組んでいる。だが、同じ分野・同じプロジェクトで働くスタッフを1名、2名と増やし始めれば、一緒に同じプロジェクトに取り組むのはより難しくなる。

こうした問題を解決するため、インターネット上にはオンラインで利用可能なSaaSアプリケーションが溢れている。コミュニケーションのためのSlack、タスク追跡のためのPivotal、仮想環境構築ツールVagrant、分散型ソース管理システムGitGoogle Docs、勤休管理のAppogeeなどなど。どれも共通のプロジェクトや目標に向かってチームが共に働くのを助けるようデザインされている。これらのソフトウェアがこうした環境で働く僕たちの世代の仕事に大いに役立つことが分かり始めたが、現実の対面のやりとり、オフィス体制で行うやりとりに100%取って代わるものではない。

去年はWebカメラ等を使ったGoogleでのたまり場ミーティングを定期的に行ってこの溝を埋めようとした。チームプログラミングや画面共有セッションなどがあるが、「本物」を置き換え/再現するようにデザインされたアプリケーションがどれも「本物」ほど良くないことに気づき始めた。非効率性が忍び寄る。こちらで30分、あちらで1時間。突然の訪問がある者がいる。誰にも知らせずに遅いランチを取る者がいる。時差のある者からの回答を待っている者もいる。メッセージの見逃し。ミーティングの知らせを受け取っていない者。まだまだ続く。

2015年9月にUI/UXデザイナ募集のニュース記事を投稿したとき、僕たちがサイト全体の再デザインプロセスを始めたという事実にNexus Modsの誰も気付かなかった。モックアップが完成し、13ヶ月以上前の2016年2月に本格的なコーディング作業を始めた。

たった一人のWebプログラマーから3人のチームへの移行しようとしている期間は、長年蓄積してきた深刻な技術的問題に折り合いを付けながらの困難と試練の道のりだった。そして僕たち取り組んでいたやり方の劇的な変化に対応するため、僕たちの枠組みの多くを改革した。自分たちのオフィスを構えるというのは僕の個人的な信念だ。少なくともこれまでの13ヶ月間に経験した問題の一部が緩和され、新デザインをリリースするという究極の最終目標に向けて速く前進できるだろう。

僕にとってオフィスを構えるのはNexus Modsで働く人々の効率を高めるだけではなく、チームを前進させるための自分の理解・評価・関わり方・管理の能力を高めるための論理的進歩となる。これがオフィスを構える理由だ。オフィスの場所は必然的に僕の住むエクセターになる。僕も管理のためにオフィスにいたい。

過去に人材を募集したとき、まずはこのコミュニティに対して提示した。このサイトを知っている人、気に入っている人、定期的に利用している人が仕事に最適だと考えたからだ。彼らは一番の関係者であり最高のアイデアを持っているだろう。それに彼らはスピードアップを容易にしてくれるだろう。現在Nexus Modsで働いている人は、僕個人の知り合いだったポールとトムを除き、全員コミュニティから採用した人たちだ。

当然、新しいスタッフにイングランドエクセターでの勤務を強いることで、コミュニティからの応募者の範囲を劇的に制限することは承知している。だが、エセクターというローカルな地域からの応募者がいるかどうか、または人生における新しい冒険の門戸を開く人がいるかどうかに関わらず、このサイトで採用のアナウンスを強調することは賢明だと考えている(ここは人口12万7千人の小さな町だが、町の内外で多くのサイトの利用者に会ったことがある)。もしこの町に引っ越したいのであれば、実現のために喜んで手を貸そう。そうだな、独り立ちできるまでは僕の家に来てもらって夕食でも作ってもらうさ(申し分ない衛生レベルが条件だ!)。

悪いけどそういうことだ。僕たちはオフィスを構えることにしてスタッフを探している。採用記事はこのブログ記事のすぐ後に掲載される。

以上


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