【Rigmor作者の近況】Rigmor of Cyrodiilのリリースについて (2018/12/01)
Skyrim用MOD、Rigmor of Cyrodiilの作者Rigmor(Jim)氏のFacebook投稿の翻訳です。転載/翻訳許可は頂いています。今後は随時Facebook投稿を翻訳して、続編の制作進行状況を見守っていくつもりです。
去年の暮れの2018/12/1に、Rigmor of Brumaの続編となるRigmor of Cyrodiilがリリースされました。
Rigmor of Cyrodiilの日本語化は完了し、Nexus Modsで公開中です。違和感なくストーリーを楽しんでいただけることを願っています。URLは本記事の末尾にあります。
元記事の投稿日：2018年12月1日(土曜日)
プロローグ
第四紀203年、タイタス・ミード2世失踪後の隙をついて、“シロディールの山賊王”エアリエル・セティウスは五千の部下を引き連れて帝都へと乗り込んだ。セティウスの山賊軍は着々と各地方を支配下に置き、貴族たちは新たな君主に忠誠を誓うか、亡命あるいは死を選ぶかの選択を迫られた。最後まで抵抗したブルーマは見事合意を勝ち取り、セティウスが正当なシロディール皇帝であると公に認める限り、“自由都市”の立場を維持できることになった。
そして第四紀205年の今、セティウスは全タムリエル皇帝としての地位の承認を求めている。彼が“タイタス・ミード3世”として戴冠するには貴族令への最後の署名が必要であり、そのためにブルーマの女伯爵リーグモルが帝都へと召喚された。ブルーマ宮廷は、祖先より受け継いだミード王朝の血によってリーグモルに最悪の事態が起こることをひどく憂慮し、彼女を毒蛇の巣へと連れて行き、無事に連れ帰ることのできる者を必死に探している。
そう、最後のドラゴンボーンを。
ロードオーダー
RigmorCyrodiil.esm
RigmorCyrodiil – Sounds.esm
RigmorCyrodiil – Textures.esm
RigmorCyrodiilPatch.esp
リンク
Skyrim LE (クラシックエディション)版:
Rigmor of Cyrodiil (日本語版)
Skyrim SE (スペシャルエディション)版:
Rigmor of Cyrodiil SE (日本語版)
推奨事項
- フォロワーを連れて行かない、あるいは連れて行くとしても最低限にとどめること。私の場合はリディアとルシアがいましたが、命がけの冒険に乗り出すにあたり、彼女達をブリーズホームに残していきました。
- フォロワーがついて行けない場所がいくつかあります。旋風の疾走のシャウトと薬をたくさん用意しましょう。セーブもこまめに。自動セーブが「無効化」されていて前に戻されることのないよう、いくつかの重要ポイントで自動セーブするようにスクリプトを組んでおきました。
- シロディールにいるNPCにはバニラのフォームが適用されますので、影響を与えないようにNPCのAI、フォーム、パッケージに手を加えるMODの利用は避けてください。リーグモルがときどき一時停止することがありますが、これはスクリプトが何をすべきか見つけようとしているためです。私はこれを「彼女が何をすべきか考えているんだな、彼女らしくて愛らしい」と考えることにしています。もしAIを変更してしまうと、一見動いているように見えても、ついて来るはずがそこらへんのキノコを採りに行くような「おかしな」動作に気付くはずです。私の言いたいことが分かってもらえるといいのですが。
- 馬関連MODがどのように動作するかはっきり分かりませんが、念のためペイル峠のシロディール側に「ボーイ」という馬を用意しておきました。
- ゲームは決して逃げないですから、あわててゲームに飛び込まず、時間をかけて確認をしてください。ロードオーダーを見直して、esmを上に、espを下に配置しましょう。MODの競合で何らかの問題が起こることがありますが、いつでも私のアドバイスが得られますのでご安心を。
- Rigmor of Brumaが導入済みの場合はオフにすることをお勧めします。実際に試しましたし大した問題はないはずですが、リーグモルが何人もいるのは望まないでしょう？ 一人で十分ですね。それに、RoBで入手した武器はRoCでも手に入りますので心配ありません。
ポエムについて
ゲーム中にはルーナシャドウ(Loonashadow)によって書かれた美しいポエムが用意されていて、序盤に2つ手に入り、後は物語の進行に合わせて発見あるいはリーグモル本人から受け取れます。ポエムを読むと同時にリーグモルの声（ジェス/マギーの声）が再生されます。
リーグモルの死亡について
新しいシャウトを入手したときにメモが手に入りますのでそれを読んでください。シャウトを使う前に彼女を裸にして持ち物をすべて取るのを忘れずに。蘇生後の彼女は耐えがたい苦痛にさいなまれています。蘇生後のタグの付いた対話選択肢をつかってトラウマからの回復に努め、持ち物を返してあげてください。
シャウトを入手したら、この機能をオン/オフして自分のプレイスタイルに合っているか確かめてみるといいでしょう。気に入らないなら使わなければよいだけですし、気が変わったときに使い始めることもできます。
結婚式
結婚式はありません。期待していた方には申し訳ないですが、どこに挿入するか決めかね、時間切れとなりました。良い知らせとしては、結婚式のシーン用のジェス/マギーの台詞が手元にあることです。上手い落としどころを見つけたら盛大な結婚式のための独立DLCを提供するつもりです。実際、こうして別建てで提供するのがベストでしょう。
既知の問題
彼女に待機またはリラックスを命じて、他のことをしたり馬に乗ったりすると、彼女のベッドの横に馬のレンが現れることがあります。この場合は次のコンソールコマンドを実行してください。
disable
どのシャウトを使っても新しいシャウトのサウンドが再生される場合があります（以前は動いていたので私の環境の問題かもしれません）。この場合は次のコンソールコマンドを実行してください。
resetquest rigmorrestorelifequest
サポートについて
私がこうして作品を提供するのは好きだからこそですし、無料で提供するのもリーグモルを愛しているからこそです。みんながゲームを楽しみ、この旅を共有してくれる以上に望むことはありません。もし楽しんでいただけたならENDORSEするのを忘れずに。これはクリエイターにとって非常に大切なことですので、どうかよろしくお願いします。
もしご支援をいただけるのであれば大歓迎です。Patreonはないのかと聞かれることもありました（クールな連中はみんな持ってるみたいですね）が、自分のPatreonを開設しましたので、これで私のクッキーとコーヒー中毒をサポートしていただけると幸いです。
最後に
制作は楽しいものでしたが、自分の能力が足りないと思えるときもありました。完璧かと言われると完璧はありません。ですが、自分の作品を改善し、サポートする努力はずっと続けて行きます。プレイする機会のなかったゲームで遊びたいのでクリスマスはお休みをいただいて、その後でRigmor of Brumaに取り組むことにします。大規模な改修をして続編との整合性を取る必要がありますから。
素敵なリーグモルファンのみんなに本当に感謝します。
私が制作を楽しんだように、みなさんもこの冒険を楽しんでくれることを心より祈っています。逃げおおせたと思った瞬間に捕まる、と言いますからね。
さてと、リーグモルとの波乱万丈なローラーコースターに乗り込む準備はよろしいですか。ベルトを締めたら私がスタートボタンを押しましょう。最高に楽しくて面白い乗り心地をお楽しみください。
それでは
ジム
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