Nexus Modsニュース和訳:スライダーの裏側に - Ousniusの紹介 (2018/6/23)
2018/6/23のNexus Modsニュース Meet the Man behind the Sliders - Ousnius(スライダーの裏側に - Ousniusの紹介)の和訳です。BodySlideとOutfit Studioの制作者、Ousniusさんのインタビュー記事です。聞き手はBigBizkit。
スライダーの裏側に - Ousniusの紹介
元記事:Meet the Man behind the Sliders - Ousnius
投稿者:BigBizkit (コミュニティマネージャー)
投稿日:2018/6/23 (UTC)
関連記事:Nexus Modsニュース和訳:日曜インタビュー - Caliente(カリエンテ) - "Caliente's Beautiful Bodies Edition -CBBE-"の作者 (2016/12/4)
目次
- スライダーの裏側に - Ousniusの紹介
- はじめに
- Ousniusの自己紹介
- BodyslideとOutfit Studioについて
- 余暇の過ごし方、ゲームのこと
- その他
- さいごに
Nexus Modsニュース和訳:新しいコミュニケーションマネージャーPickysaurusとBigBizkitの紹介 (2018/6/21)
2018/6/21のNexus Modsニュース Introducing our new Community Managers: Pickysaurus and BigBizkit(新しいコミュニケーションマネージャーPickysaurusとBigBizkitの紹介)の和訳です。
新しいコミュニケーションマネージャーPickysaurusとBigBizkitの紹介
元記事: Introducing our new Community Managers: Pickysaurus and BigBizkit
投稿者:TerrorFox1234 (コミュニティ開発&広報担当)
投稿日:2018/6/21 (UTC)
今年の2月、オフィス移転施策の一環としてコミュニティマネージャーの募集(和訳)を行った。新しいコミュニティマネージャー2名が新しい役割に慣れたので、二人を紹介するいいタイミングだろうと考えた。
それでは新メンバーのStefan (BigBizkit)とMike (Pickysaurus)を紹介しよう。
仕事に関する質問をする前に、まずは彼らのすべての始まりについて聞いていこう。
Terrorfox1234: モッディング界隈に入ったきっかけは? 始めたくなった理由は?
BigBizkit: これまでプレイしたゲームのほとんどでモッディングしてきた。初めてモッディングしたゲームで覚えているのはコマンド&コンカーで、怪しげな「アドオン」ブートレグCDを手に取ったのがきっかけだった。このCDにはゲーム中のユニット変更や独自ミッション作成といった、あらゆるサードパーティー製プログラムが入っていた。
The Elder Scrolls III: Morrowindを手に入れたとき(今でも大好きなゲームの一つだ)、モッディングのしやすさがすごく気に入った。他のMOD、アイデア、モッディングコミュニティの他のメンバーを見ることは、僕にとっていつもインスピレーションの源となる。Nexus ModsでMODを公開するまで、長い間自分と親しい友人のためにクエストMOD・ゲームプレイMODなどあらゆるMODを作成してきた。そして2015年、ここNexus ModsでPirates of SkyrimとSkooming Skyrimを公開した。
それから約1年後にMOD制作者チームに加わり、Unreal Engineを使った独自ゲームの開発に着手した。そこでTerrorfox1234と出会ってNexus Modsの仕事の話をしたとき、いつかNexusチームに加わる機会が訪れるはずだと考えた。驚いたことに、Nexusチームがエクセターのオフィスに移転することになり、自分の情熱を職業に変えるチャンスが訪れた。イギリスでの滞在経験はなかったが、旅の経験は豊富だったので、このチャンスをつかんでエクセターで生活したい考えた。
Pickysaurus: 僕の場合、長年折に触れてモッディングに手を出してきた。Garry's Modをあれこれいじり始め、スターゲイトがテーマのパックを追加した。それからコマンド&コンカー: ジェネラルズでSWR ProductionsのRise of the Redsに関わったが、コンテンツ制作をするにはスキルが足りなかったので、代わりにフォーラムのコミュニティモデレーターになった。
それから数年間はモッディングから離れ、自分の勉強とキャリアに集中していたが、初めてのゲーミングPCを組み立ててSkyrimを再購入したとき(Xbox 360版は持っていた)、モッディングに戻ることになった。Steamワークショップをあれこれ見た後、「もっといいMODを手に入れないと!」と考え、自分のグーグル検索能力を駆使してNexus Modsにたどり着いた。Creation Engineのモッディングについて何も知らなかったが、IcecreamassassinのLegacy of the Dragonbornを見つけて彼に刺激され、自分のパッチの作成を指南してもらった。これがきっかけでMODに直接関与することになり、Skyrim Special Edition版の再構築にまで関与することになった。こうして古参となっていったわけだ。
Terrorfox1234: ゲームに一つだけMODを入れるとしたら何を入れる?
BigBizkit: SkyTweekのようなMODならどんなゲームにもぴったりだろう。これは「100 in 1(なんでも入り)」のMODで、様々なゲーム設定を変更して好きなようにゲーム体験をカスタマイズできるものだ。ゲーム開発側が豊富なオプションを用意してくれるのはありがたいが、設定が難しいし、どのゲームでも用意されているわけじゃない。だから自分の好きなようにゲーム設定を変えたいなら、SkyTweakのようなMODがとても便利だ。
Pickysaurus: これは難しい質問だね。ゲームの種類によるだろう。少し手前味噌になるかもしれけど、僕の関与してきたLegacy of the Dragonbornの博物館の仕組み(訳注:プレイヤーが収集したアイテムを展示できる)にいつも魅力を感じる。ゲーム中で見つけた素敵な品を展示できる場所は、プレイヤーホームMODの大半に欠けているものだ。だから、オープンワールドRPGならこういったMODになるだろう。通常、僕は新しいコンテンツや仕組みを追加してゲームを「新鮮に」するMODを好む。
Terrorfox1234: 今は何をモッディングしている? 試してみたいゲームはある?
BigBizkit: 今はちょくちょくPirates of Skyrimをアップデートしつつ、Skyrim Special Editionへの移植作業をしている。他にまだリリースできないSkyrim用のMODがかなりあるけれど、まずは移植が終わってからだね。
他のゲームに関してだけど、僕はDark Soulsのモッディングコミュニティの状況が大好きなんだ。HotPocketRemixのItem RandomizerのようなMODは新鮮な体験をするのに役立つが、最近同作者がThe Scorched Contractといった素晴らしいゲームプレイ改変MODを制作し、Dark Soulsのモッディングの限界に挑戦している。一つのゲームだというのに1000回も別のゲームを楽しめるんだからね。自分でもDark Soulsのモッディングに入り込んで、自分に何ができるのか試したくて仕方がないよ。
Pickysaurus: 最近では自分のMOD制作からもっと大きなプロジェクトへの貢献にシフトしている。今はBeyond Skyrim: Cyrodiil (Beyond Skyrim: Brumaの続編) とOdyssey of the Dragonborn (Legacy of the Dragonbornの続編) に取り組んでいる。それにLegacy of the Dragonborn SSEのアップデート計画もあるし、まだ計画段階の小さなMODもある。同意しない人もいると思うけれど、僕はCreation Engingeが大好きだから、Bethesdaゲームのモッディングにこだわりがちだ。簡単な作業ではないけれど、正しい使い方を学びさえすれば、PapyrusとCreation Kitはとても強力なものになる。The Elder Scrolls VIでもSkyrimと同様のモッディングがサポートされるのを楽しみにしている。
Terrorfox1234: コミュニティマネージャーの仕事やモッディングで忙しくないとき、何をして過ごしてる?
BigBizkit: オフィスで同じ興味を持つ同僚は少ないが、自由な時間にはワールドカップを観戦してドイツを応援している。スポーツ全般が大好きで、自分でもトレーニングして体型を維持している。最近イギリスに引っ越した僕にとって、新しい発見がたくさんある(笑えるくらい変な食べ物とか)。デヴォン州は美しい地域で、二つの海岸線が近いので、見どころがたくさんあるようだ。そのうち訪れたいと思ってる。他には、新しい言語を学んで様々な文化を探るのが大好きなので、勉強中のポルトガル語に磨きをかけて、ブラジルへの旅という長期的な目標に向かって準備を進めている。
Pickysaurus: 今のところはあまりない。仕事のためにエクセターへ引っ越したばかりだから、ここでの生活に慣れようとしている。自由な時間には、RAFの支援するUK youth organisationのAir Training Corpsでボランティアをするのが好きだ。若い頃にATCで7年間過ごしたから、他の人たちにも素晴らしい体験をしてもらうのが楽しいんだ。新しい町に来たお決まりの観光客として、エクセターにあるアトラクションを探し回っているところだ。
Terrorfox1234: 二人のことが分かったところで仕事の話に入ろう。Nexus Modsチームへの参加を望んだ理由と今ここにいる理由を教えてほしい。
BigBizkit: この仕事を選んだ理由は、自分のやりたいことと仕事を結び付けたかったからだ。10年以上前にNexus Modsのアカウントを取得して以来、ずっとサイトの一員だった。何年にもわたってMODをダウンロードしたり、コメントしたり、独自の作品を制作してリリースしたりしてきた。モッディングが趣味であることとNexus Modsがその中心的な場所であることから、このサイトが僕の生活の中で大きな位置を占めるようになった。Nexus Modsが各地のチームを統合して一ヶ所に集約することから生まれたチャンスを掴んでから、ここイギリスで素晴らしい経験をさせてもらっている。オフィスの雰囲気はとても前向きでオープンだ。誰もが励まされ、問題に対する意見を言うことができ、自分の担当分野に取り組むだけではなく、他のこと、たとえばWeb開発の問題について関わることができる。
Pickysaurus: Nexus Modsに来る前は技術サポートと修理の業界で働いていた。職業的な行き詰まりに直面し、自分がはまり込んだところから引っ張り出してくれる新しく刺激的な何かを探していた。暇な時間の大半をNexus Modsのコミュニティで過ごしていたので、コミュニティマネージャーの募集を見たとき、自分にとって理想の仕事だと思った。ずっと昔からオンラインコミュニティに参加していたわけではないが、スタッフはとても素晴らしく(特にSirSalami!)、何かお返しをしたいと思っていた。前の仕事と新しい職場の文化は大きく異なる。とても前向きに働ける環境だし、みんなと直接対話して、自分やユーザーの突き当たった問題を解決できるのがとても楽しい。
Terrorfox1234: Nexus Modsで何をするのか少し教えてくれない?
BigBizkit: 残りの半分はPickyに答えてもらうことにして、大まかに言えば、コミュニティとNexus Modsチーム間のいわば直通電話としての役割を果たす。利用者、モッダー、制作者、ファンの代表者として、それぞれのニーズに対応していくつもりだ。
Pickysaurus: それと、新たなモッディングコミュニティがNexus Modsに拠点を持てるよう目を光らせていく。FacebookやTwitterページを通じて、ユーザーの制作した最新の面白いMODを紹介していくつもりだ。
Terrorfox1234: 一般的な仕事以外に取り組んでいるものはある? 近い将来面白い計画はある?
BigBizkit: PatreonでMOD制作者のためのドネーション基金を立ち上げたばかりだ。素晴らしく簡潔な概要説明動画も用意した(Gopherに感謝)。近い将来という話なら、6月のスペシャルプレゼントを見逃さないように。
Pickysaurus: BlindJudgeが去ったことで放置気味だった、MOD制作者やプロジェクトに関する特別記事を復活させたい。既にビッグネームがラインナップされている。でも聞いてみたい制作者やプロジェクトのリクエストがあればPM経由で提案してほしい。検討させてもらうからね!
Terrorfox1234: 時間を割いてくれてありがとう! 最後に、コミュニティに対して何か言いたいことは?
BigBizkit: Nexus Modsコミュニティの存在を支える全ての人々に感謝する。その熱意、意欲、創造性のすべてが、コミュニティの精神と僕たちの発展に貢献してきた。Pickyと一緒に、これからの発展に全力を尽くしていくつもりだ。コミュニティの将来の発展ための中心的な役割を果たすことができて本当に嬉しい。この刺激的な新たな人生と、みんなと一緒に旅できることをとても楽しみにしている。
Pickysaurus: おいおいBigBizkit、オスカーの受賞スピーチを聞かされるとはね… 僕たちはサイトの「警察」ではないし、みんなへの共感を持ちあわせている。もし疑問や質問があるなら、サイトのPMまたはDiscordを使ってどちらかにメッセージを送ってほしい。みんなのことを知るのを楽しみにしている。
Nexus Modsニュース和訳:ドネーションポイントの最初のレポートと最近のシステム更新(2018/6/13)
2018/6/13のNexus Modsニュース First donation point report delivered, and recent updates to the system(ドネーションポイントの最初のレポートと最近のシステム更新)の和訳です。
ドネーションポイントの最初のレポートと最近のシステム更新
元記事:First donation point report delivered, and recent updates to the system
投稿者:Dark0ne(サイトオーナー)
投稿日:2018/6/13 (UTC)
最初のレポートの公開について
先月5月末に、Nexus ModsからMOD製作者が寄付を受けられるドネーションポイントシステムの開始について発表した (Nexus発表記事の和訳)。
ドネーションポイントは、月の終わりから3か月経過するまで配布されない。たとえば、5月に発生したドネーションポイントは9月になるまで配布されない。これからは、月の始めに前月オプトインしていたユーザー全員に対してレポートを提供するつもりだ。レポートには、モデレーションの問題がなければ3か月後に受け取れるはずのDPが記載されていて、DPの総計とMOD毎のDPが確認できる。また、他のユーザーからシェアされたDPについても確認できる。
5月のレポートは最後の仕上げをしているため少し遅れているが、これが終わればオプトインしたMOD制作者のウォレットページで閲覧できるようになる。順調にいけば来月以降はレポートが自動生成され、月の初めの数営業日後に利用可能となる。
数値の考察
ドネーションポイントの開始は5月22日だ。5月のドネーションポイント稼働日数は10日で、ドネーションポイントシステムにMODをオプトインしたMOD制作者は2,674人だった。
最初の月のNexus Modsからドネーションプールへの寄付額は$6,000で、5月の総DPは6,000,000DPだった。来月にはドネーションプールに$8,000寄付するつもりだ。
オプトインされた10,955ファイルの総ユニークダウンロード数は5,289,062で、5月における1ユニークダウンロードあたりのDPは1.13DPとなった。
オプトインしたMOD制作者2,674人のうち、129人が10,000DP($10)以上を、255人が$5以上を、709人が1,000DP($1)以上を受け取ることになる。
ベゼスダ製ゲームMODと非ベゼスダ製ゲームMODの総ダウンロード統計(オプトインしないMODを含む)を比較すると5:1であるにもかかわらず、ベゼスダ製ゲームMODに分配されたドネーションポイントは全体の93%を占めていた。この差の理由は単純で、他のゲームのMOD製作者があまりオプトインしていないからだ。
ベゼスダのゲームがNexusの主力となって約17年経つが、僕はベゼスダのゲームだけではなく、PCのモッディングコミュニティ全体の育成にとても力を入れている。Nexus ModsとユーザーにとってどちらのMOD製作者にも価値があることを考慮するとともに、ベゼスダゲーム以外のコミュニティを激励する意味も込めて、ベゼスダゲーム以外のMOD制作者も適正なポイントを受け取れるようにもう少しバランスを取りたいと考えている。おそらく単純に非ベゼスダゲーム用に別の小さな追加プールを作ることになりそうだ。これはメインプールから持ち出すのではなく、非ベゼスダゲームのために毎月$500を追加する、といったものになるだろう。少しコストはかかるが何とかやりくりできると思うから、非ベゼスダゲームのMOD制作者MODにとっても少し状況がよくなるだろう。
今後数か月の数値を見ながらこの件を検討して、何ができるか考えていくつもりだ。
任意のポイントを直接チャリティにシェアする
9月に初めてドネーションポイントが配布されるまでに、DPストアにいくつかの変更を加えるつもりだ(品揃え追加など)。ところで話は変わるが、オプトインシステムにかなり大きな変更を加えた。
DPの一部またはすべてをチャリティに直接シェアできるようにした。これはファイル毎に指定でき、あらかじめ用意された慈善団体から1つ以上選んでシェアすることができる。月の終わりにチャリティにシェアされたドネーションポイントを集計して、相当金額を各慈善団体に寄付する。サイト上のどこかに寄付実績を公開して、慈善団体への寄付金額が誰にでも確認できるようにするつもりだ。
このアイデアの出どころはこうだ。毎月のユニークダウンロード数が少なく、ストアでの最低交換金額10ドルに達することのないMOD製作者の割合は無視できない。だが、たとえ人気がなくて受け取りDPがわずかなであっても、ひとまとめにしてプールすれば、大儀のための意味のある額となる。
これについては引き続き改善を行い、10,000DPが溜まるのを待つことなく、わずか1DPからでも任意のDPを寄付できるよう、ストアのチャリティシステムを変更するつもりだ。これによって、チャリティにDPをシェアしなかった場合でも、10,000DPも寄付したくない場合でも、全体の寄付プールとは別に任意の額を寄付できるようになる。
パーミッションの修正によりMODのオプトイン有無が確認可能に
MODページの"Permissions and credits"セクションに項目を追加して、MODがドネーションポイントシステムにオプトインしたかどうかを確認できるようにした。
これによって、MOD制作者は他のMOD制作者がMODをDPシステムにオプトインしたのかどうかを確かめ、パーミッションや(そのMODを利用するにあたって)守るべき権利的な問題を確認することができる。これは運営側とMOD制作者が適切にシステムをモデレートするのに必要な項目であり、交渉不可能である。この通知を削除するつもりはないし、ユーザー側で削除する方法もない。
MOD制作者の一部よりDP使用許可の不審点についての報告があったが、これで明確に、より論理的になったはずだ。もしまだ調整が必要なら知らせてほしい。・
以上
Nexus Modsニュース和訳:GOG.comからのゲームプレゼント、Surviving MarsやThe Witcher 2などを手に入れろ (2018/6/12)
2018/6/7のNexus Modsニュース https://www.nexusmods.com/news/13632:Win a copy of Surviving Mars, The Witcher 2 and more with GOG.com(GOG.comからのゲームプレゼント、Surviving MarsやThe Witcher 2などを手に入れろ)の和訳です。
GOG.comからのゲームプレゼント、Surviving MarsやThe Witcher 2などを手に入れろ
元記事:https://www.nexusmods.com/news/13632:Win a copy of Surviving Mars, The Witcher 2 and more with GOG.com
投稿者:Pickysaurus (コミュニティマネージャー)
投稿日:2018/6/12 (UTC)
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以上